【試験まであと2ヶ月】無謀にも、国立大学附属小学校の受験を決めました!
我が家には、来年の春から小学校に進学する娘がいます。
11月のはじめ、主人の熱烈な思いから、
国立大学附属小学校の受験をすることに決めました。
私には色々な心の葛藤があり、モヤる日々が続いておりましたが、
ようやく気持ちが落ち着き、今は前向きに捉えられるようになってきました。
なぜ、試験2ヶ月前になって受験を決意したのか?
我が家の経緯や、試験日までの過ごし方、受験に対する考え方、
試験に向けての対策について、
何個か記事を分けて、書いていければと思います!
* 【なぜ、決意するのが、試験2カ月前になってしまったのか】
≪①主人の熱い思い≫
その昔、主人も同じ附属小学校を受験し、
不合格だった過去があるそうです。
(また、義理の母も同じく受験をし、不合格だった過去があるそうで…)
主人がここまでこだわるのは単純に、
『自分ができなかったことを、自分の子供に達成してほしい』ということ
のようです。
『自宅から通える範囲に、質の高い教育が受けられる学校があるのに、挑戦せずには終われない』
なども離しておりましたが、
何よりも、自分ができなかったことを、娘を通して達成できさえすれば良い・・・
というように考えているのでは?と、私は捉えています。
** ≪②気まぐれにも見える、娘の選び≫
前述した主人思いを受け、年長になる春、
近所の受験対策を取り扱っている幼児教室の体験に娘を連れていきました。
娘は、モンテッソーリ教育を謳う園に通っており、日頃から手先が器用で、
先生のお話も、割と静かに聞けるほうではあることから、
体験の様子を観察していると、楽しそうに過ごしていました。
しかし、親子での面接の練習の時間になると、カチカチに固まってしまい、
名前と年齢以外のことは、全く話せませんでした。
(好きな本や、その内容、普段どんな遊びをするか聞かれ、
親は、志望動機と、子どもの長所と短所を聞かれたように記憶しています。)
帰宅途中、どうだったか尋ねてみると、
『怖かった』『行かなくてもいいなら、行きたくない』
と、言われるであろう想像のついていた答えが返ってきました。
それからも、『もう、あの教室には行かないからね!』
『小学校は、テストがあるところは嫌だからね!お家の近くのところに行くから!』
と言うようになり、
さすがの主人も、気持ちが折れて納得し、娘が欲しいというランドセルの注文も済ませました。
にも関わらず・・・
受験することに至った経緯は、
11月初旬に控えた学校説明会のことを、私が主人に話したことがきっかけでした。
『もうすぐ、附属小学校の学校説明会あるらしいよ~
まぁ、行かんでいいのやけどね~』
それを聞いた主人が、今がラストチャンスやし、もう一回受けないか聞いてみない?
と言い、娘に何げなく、
『そいえば、ほんまに附属小学校受けんでいいよね~?』
と聞いてみると、
・・・『私、附属小学校受けてもいいよ!ランドセル買っちゃったから、言い出しにくかったけど!』
などと言い出したのです。笑
今思えば、最初のうちから、娘の気持ちなんて聞かなければよかったんですよね。笑
どうせ主人に、受ける雰囲気にもっていかれるのなら、
子どもの選びは聞かず、親が保護者として道を示せばよかったんだ・・・
と、かなり反省もしました。
そんなこんなで、我が家は、受験が決まったのです。
【受験までの我が家の取り組みについて】
≪①受験対策の幼児教室に行くか、否か≫
一番の問題がこれでした。
私は、試験を受けに行くことは賛成できても、
お受験界隈に足を踏み入れる気分にはとてもなれず・・・
主人は、がんばってほしいと言葉で言うだけで、
受験当日に行ってくれないだろう、送迎も手伝わないだろう、
親の面接対策などには参加しないだろうということはわかっていました。
結局、他力本願で、すべての負担が自分にくることはわかっていました。
だからこそ、行きたくない。
お受験家庭には絶対なじめるキャラじゃないし、
親子で、デキが悪く、恥をかくのも嫌でした。笑
ですが、主人が、『当日わからないことが多く、恥をかく方がもっとダメージがキツくない?』
などと言うのです・・・。
まぁ、正論やけど、お前が行け!お前が行かしたいんやろ!
と思いながら、春に伺った教室とは別の教室にお邪魔し、
娘も割と抵抗なく、授業を受けに行ってくれることになりました。
≪②家庭の雰囲気を、古き良き日本の家庭に近づける努力をする≫
娘が受けている授業の内容をプリントで振り替えったり、
親の面接対策や、親子面接の対策の講義を受けるにつれ、見えてきたことがありました。
それは、学校の求める親子像、家庭環境が、
『しっかりとした家庭で、伝統ある正しい躾のなされた、自主性のある子どもとその親』
であること。私はこれに、秒で気が付いてしまいました。
そして・・・
友達親子のような我が家、
対してお父さんに威厳がなく、怒らない父親であること
子育てだけに全集中し、良妻賢母な母親でない私・・・
もうあかんやん!、と毎日心が折れていますが、
なるべく、子どもに注意するときはその内容や伝え方に気を付けたり、
主人には、子どもと遊ぶときは、つみきや折り紙で遊んで!
外遊びにつれていき、積極的に体を動かすようにしよう!
と、話し合い、頑張って実践しているところです。
≪③受験という思い雰囲気でとらえるのではなく、先生に自分たち親子の姿を見せに行く楽しい時間ととらえること≫
とにかく、『受験は怖いもの』というのが、娘にはすでに植え付けられてしまっています。。。
どうしたものかなと思い、楽しい雰囲気で、
今日は教室、どんなことしたの?
何が楽しかったの?
と、様子を聞いてみることにしました。
こうだったよ!と色々と教えてくれるようになりましたが、
面接練習で、こんなのを習ったよ!というのを話してくれると、どうしても食い気味に、
『じゃあ、こんな質問がきたらどうする?』
『そう聞かれたんなら、こう答えてみたら?』
などと言ってしまい、機嫌を損ねてまた再び、殻に閉じこもってしまいます。
親の、子どもを守ろうと必死になる姿勢は、
子どもにはとても負担ですよね。
私も、親にされたら、おそらく・・・嫌です。笑
ありのままの娘がみてもらえるように、
家庭のなかでは、教室でやったことや、できなかったことの問い詰めはせず、
話してくれるときだけ、受け止めてあげれば、
気負いせずに、当日も臨めるのでは?と思っています。
【次のログでは・・・】
実際に、教室でどんな授業を受けているのか
また、子どもたちや保護者の雰囲気について、なんかを書きたいなと思います。